January 16, 2004 [ 日記 , 映画 , ]

アバウト・ア・ボーイ

車で帰宅途中、
あるカーブに差し掛かった時の出来事、、、、

僕の前を走る車が、一旦落としたスピードを再びゆるゆると上げながら、ゆっくりとカーブを曲がり始めた。僕もそのカーブは少し見通しが悪いって知っていたから、充分用心して曲がったさ。そしたら後ろから赤い回転燈がクルクル、次いでスピーカから停車を促された。パトカーです。車を停めてからもまだ、「前の車が手配車だったんじゃないの?」なんて可能性も考えてた。

警官「なんで停められたか分かんない?」

僕「ええ、何故ですか?」

警官「そこ一時停止だよ」

僕「・・・そうなんですか?」

警官「こ~んなに大きく一時停止ってかいてあるじゃない」
※まるで「僕にはこ~んなに大きな夢がある」みたいな身振り手振り付きで。。

警官「エンジン止めて、車から降りて、オマワリさんの車にきてくれる」

blue-ticket.jpgカーブ曲がるときに、実にはパトカーは見えてた。「真っ暗にして何かの張り込みかな?」って頭の片隅で考えてた。だってその時僕の灰色の脳細胞の2割はこの車のハードトップの事、8割近くは「連続いいやつ魔」の事でメモリ使い切ってた。「連続いいやつ魔」ってのは今日たまたま借して戴いたアバウト・ア・ボーイに出てくる主人公が自らを称するとき使っていた言葉で、何やらとても気に入ってしまい、僕は帰りの道すがらずっとその事を考えてたんだ。

36歳の主人公は、いい奴のふりをすれば女性とうまい事遊べる(騙せる)って気が付く。で「連続いいやつ魔」誕生と相成るわけだけど、僕なんかたぶん物心付いた時からそうだよ、て思って「ウィルはウィル自身が思っているよりも素直で、いい奴にちがいない」、と思ったんだ。だって僕なんか子供の頃から、とにかく敬語つかって、謝っていればいいや位に思っていたもの。


とにかく早く帰って続きを読みたくて、やっぱ車おいて電車で読書しつつ帰ればよかったなんて考えていた直後に捕まったもんだから色々残念で、「こんな時ドラえもんがいればな~」と子供じみた現実逃避をしつつ、「オマワリさんじゃね~よ」と思いながら素直にパトカーへ移動した訳で。。。

そしたら乗り込むなり、、、

警官「時間も遅いから、念のため飲酒の検査していい?」

僕「ええ、構いませんよ」

警官「じゃあオマワリさんに、ハアーして息嗅がせてくれるかな?」

すげー屈辱的な気分。なんでこんなやつに顔近づけて、息吹かなきゃいけないのさ、検査っていたじゃん。息はビニールに入れさせてくれよ、あと自分のことオマワリさんて言うな!僕が「生まれついてのいいやつ魔」だったから良かったようなものの、もしまかり間違って「ナチュラル・ボーン・キラー」だったらお前もう死んでるんだぞ!デコにサバイバルナイフ突き立てられてんぞ!

けど僕は「生まれついてのいいやつ魔」なので、「はい、すいません」と言いながらニッコリして警官に息を吹きかけましたとさ。
鶴亀鶴亀。

Posted at January 16, 2004 01:52 AM | Trackback
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